まだまだ価格が上昇し続けるビットコイン🔥
皆さんは仮想通貨のブロックチェーン技術がWEB社会に変化をもたらしつつある事をご存知でしょうか。
今回は新しいWEB時代の鍵を握る
“ファイルコイン”
についてです。
※投資するかどうかは自己責任でお願いします。
☑WEB3.0とは

まず、ファイルコインを語る上で避けては通れない話題が
“WEB3.0”
です。

この図の様にWEB業界は3.0へ向けて発展しようしています。(“WEB3.0”と検索するだけでめちゃくちゃ見やすい図が出てくるので調べる事をお勧めします!)
➀WEB1.0の世界(1995年~2005年)
・世界中に存在する情報をwebを使ってアクセスできる世界
・受信者多数に対し、発信者は限られている
・新聞等で発信されていた情報がWEB上に移った
・“WEB1.0=一方向(マスメディア)の時代”

②WEB2.0の世界(2005年~2018年)
・誰もが情報を獲得するだけでなく、発信する事も可能な世界
・受信者も発信者側になれるようになった
・“WEB2.0=双方向(ブログメディア)の時代”

③WEB3.0の世界(2018年~)
・P2Pやブロックチェーンを用いて、中央集権に依存しない世界
・ブロックチェーン時代
・“WEB3.0=多方向(ソーシャルメディア)の時代”

図(WEB技術の進度とこれから)では未来と書きましたが、ブロックチェーンを用いた試みに関してはまだ完璧とは言えません。
実際はWEB2.0とWEB3.0の間にいます。
また、WEB3.0が目指している世界は具体的なものだと以下のようなものなります。
・データの分散化
・ブロックチェーン技術を用いた情報の暗号化
・各ユーザーがデータ主体となる
・新たな価値のトークンの提供
・タイムラグのないユーザー間のデータのやり取り
と言ったものが存在します。
このように、WEB3.0が普及すると、インターネットの世界は一部誰かの為(政府やマスコミ、大企業)だけでなく、全ての人々に自由が訪れると言われています。
このWEB3.0の世界にファイルコインは利用されていく事になります。
※WEB3.0の先にAIを活用したWEB4.0も存在するのですが、今回は省略します。
☑WEB3.0に関連した通貨

実はWEB3.0に関連した通貨はファイルコイン以外にも多く存在します。
例えば、日本の取引所で扱っているものだと“BAT”(Basic Attention Token)という通貨が存在します。
この通貨は主にブラウザー関連の“Braveブラウザ”で利用されています。
現在、デジタル広告業界は課題に直面しており、その課題解決の為に開発されたブラウザーとトークンがBraveとBATなんです!!!
他には、
・ビデオ通話と音声通話関連…Experty
・ストレージ…Storj、IPFS
・OS…Essentia.one、EOS
・ソーシャルネットワーク…Steemit、Akasha
・メッセージング…Status
・リモート職…Ethlance
と言ったようにWEB3.0の仕組み構築の為の仮想通貨は次々と開発されています。
もっと詳しく知りたい方は独自に調べてみる事をお勧めします。
WEB3.0に用いられる仮想通貨の軽い説明が終わった所で、次章からファイルコインについて深く追求していきます。
☑ファイルコインとは

“IPFS(Inter Planetary File System)技術”
と
“ファイルコイン”
についてです。
・HTTPからIPFSへ

ファイルコインとは、アメリカのProtocol Lab社によって開発された次世代のWEB社会を代表する通貨の一つです。具体的には、“データストレージ環境の構築に関連する事”を目的とした通貨となっている。
現在のインターネットは“HTTP(Hyper Text Transfer Protocol)”という仕組みを利用する事によって構築されています。
このHTTPは世界中のwebサーバ検索やファイルの取得等が可能となっています。
しかし、このままHTTPを利用していけば、サーバに負荷がかかり、“サーバーダウン”という問題に直面する事が言われています。
この問題に対し、IPFS技術を利用する事で、インターネット上の“ファイルの転送速度”や“ストリーミングのスピード高速化する”といった問題の解決に繋がる可能性があります。
・クライアント・サーバ方式

現在のインターネットでは“クライアントサーバー方式”という仕組みを採用しています。
クライアントサーバー方式とは、中央集権型の政治や企業といった組織的な権限や権力が、組織に集中するといったものです。
クライアントサーバー方式を利用する事で、情報の管理が非常に便利になります。
しかし、クライアントサーバー方式を利用し続けると、データ処理する件数が増えれば増える程、サーバーを増強し続けなけばならないという問題点に直面します。
また、このサーバー増強には多額な資金が必要になってきます。
結果、この資金を投資し続けられるのはAmazonやGoogleといった大企業となっており、こういった一部企業に情報が集中する構造が出来上がってしまいました。
近年では、ビッグデータの供給量に対し、需要量が超えてしまう事態が近づいてきています。
結果、サーバがデータを受けきれなくなると、そのネットワークは利用できなくなるというものや情報漏洩のリスクが高くなります。
これに対し、サーバーを介さずデータの提供者と受信者を直接繋ぐ“P2P”といい、これを利用する事で上記の問題を解決します!!!
・分散型データ保存技術
現在、世界中のデータの大半がコピーしているもので構成されています。
例えば、A社がB社にデータを送信した際に、B社は100%のコピーデータを受け取る事になります。
しかし、IPFS技術は、A社とB社が50%ずつコピーを分け合う事でデータが分散される仕組みとなっています。
要するに、IPFS技術を利用したネットワークでは、このネットワークへの参入者が多ければ多いほど、一つのデータを細かく分散します。
これにより、それぞれのユーザーや企業が必要な時にデータをリクエストすると、データを保有している人や企業からデータを受け取る仕組みとなっています。
これにより、インターネット上のコピーデータが増え続けるという問題の解決に繋がります。
☑今後の予想

昔に比べ、IoT、通信速度と言ったインターネット上の規模は更なる拡大を遂げています。世界のデータ量は2010年に比べ、2020年の段階ではなんと
“35倍”
です。
今後、5Gの普及により、このインターネット上のデータ量は更なる増加をするでしょう。
このままいけば、2030年までには
“350倍”
程になると言われています。
こういった問題解決に向けて、IPFS技術の利用が重要となっていく。
また、現在、ファイルコインはGoogleやFacebookと言った大手企業も続々と採用する事を発表しています。
ファイルコインは“ビットコインの次に来るであろう新しい概念”と言われており、将来的な期待値は大いにあると言ってもいいでしょう!!!
☑個人的な見解

いかがでしたでしょうか。
次世代のビットコインとまで言われるファイルコイン。
こういったインターネット上のストレージ問題の改善とそこでのコストとセキュリティの問題を解決する事は重要な課題であると私は思う。
私はこれから先、ファイルコインがインターネットのストレージの部門において更なる発展を遂げるツールとして活躍する事を楽しみしています。
今後の展開に注目ですね!🔥
[参考文献]
[1]『Web1.0とか2.0とかはnanapiの社長、古川健介氏の説明が分かりやすい』(2013年6月1日発信)、Web1.0とか2.0とかはnanapiの社長、古川健介氏の説明が分かりやすい (164s.net)
[2]『Web3.0とは?ブロックチェーンはネット業界を変える?Web1.0・2.0との違いは?』(2019年11月12日発信)、Web3.0とは?ブロックチェーンはネット業界を変える?Web1.0・2.0との違いは? | 仮想通貨トリビア (ittoinfo.com)
[3]MARK(2017年発信)、『IPFS: The InterPlanetary FileSystem which can save the web』、IPFS: The InterPlanetary FileSystem which can save the web – Marksei
[4]Zak(2018年)、『Web3.0の重要性と、それをあなたが知っておかなければならない理由』、Web3.0の重要性と、それをあなたが知っておかなければならない理由 | by zak | CryptoAge | Medium
[5]COINPOST、『ネクストブレイク筆頭とされるFilecoin(ファイルコイン)とは?』、ネクストブレイク筆頭とされるFilecoin(ファイルコイン)とは? (coinpost.jp)
[6]主婦ひろこの夢をかなえる投資(2021年3月5日)、『ZIPANG FIL おすすめ案件仲間入り!Filecoinマイニングが日本国内でスタート!!※2021/03/05更新』、ZIPANG FIL おすすめ案件仲間入り!Filecoinマイニングが日本国内でスタート!!※2021/03/05更新 – 主婦ひろこの夢をかなえる投資 (hiroyume.com)