こんはりです🦔⸒⸒
どーも、ハリラテスです!✨
今回は随分前に読んだラダーシリーズという本で読んだ“ローマの休日”についてになります。
ローマの休日(日本語吹替)
かつて新人女優だったオードリーヘップバーンがアン王女を演じました。その映画は結果大ヒットしました✨
因みに、こちらがラダーシリーズのローマの休日↓
ローマの休日 Roman Holiday (ラダーシリーズ Level 2)
この本、英語勉強したいならかなりおすすめです!
単語を覚えたかったり、洋書が読みたい方は是非。ラダーシリーズはレベル1~レベル5まで分かれており、自分のレベルに沿った英語力からの読書が可能ですので、その点も魅力的ですね✨
-目次-
1.物語

これはある一人の新聞記事、ジョーとプリセンス、アンの、ローマを舞台にした物語になります!
王女として多忙な王女アンがその生活から逃げ出し、ただの新聞記者のジョーと一緒に、ローマの観光名所、真実の口、スペイン階段といった休日を満喫する物語となっています!
日本で言ったら、天皇陛下様が家出して、皇族の活動から逃げ出し、日本の観光名所を旅するようなものです💦
2.なぜこの本を選んだの?

何故、この本を選んだのか。
それは、今、自分の置かれてる立場がアン王女にそっくりだな。と、ふとした瞬間思ったからです😓
実は僕はバイトを無断欠勤したりせず、学校での活動や仕事、ボランティアには積極的に参加する性格だったのですが、最近、大学の事で無断でサボる事があり、人生で逃げたくなる時期に入っています😓
立場が違い過ぎますが、プリンセスアン👸王女は過度なスケジュール、疲労感、自由のない多忙な生活故、ヒステリーを起こし、それが嫌になって、城を抜け出し、外の世界に逃げ出すのです。
最終的には、アン王女は職に戻る気になるのですが、自分もこのままじゃいけないなって、気持ちがどこかにある所とかまさに自分に当てはまるな。と。
正直、ハッピーエンドかどうか問われると、微妙です…………。
また、コロナで自粛を強いられるこのご時世、少し外の世界を冒険する様なお話について語ってみたいな~と思ったのもあります!
3.この本から学んだ事

・自分らしさと責任
この本を読んでいて、感じた事は、アン王女は最初は王女という立場を放棄して、ローマ中を旅する事を心の底から楽しんでいました!
しかし、途中で王女としての自分の立場というものをふと考える様になります。
自分の意思で城か飛び出したアン王女ですが、王女としての立場を認識し、責任を全うしようとするアン王女の強さと成長を感じました。
・互いに正体を隠す
最初、ジョーはアンを女王と見破ります。
ジョーは記者である事を、アンは王女である事(本人は隠しましたが、ジョーには既に正体がばれてます)を互いに隠しますが、だんだんと旅する内に打ち解けていく姿なんかも面白かったです。
・愛していても、上手くいかない恋もある
どういったエンドになってしまうのか、ネタバレになりますので、あまり深くは言えませんが、この物語は“恋愛よりも立場”をとって失恋します。
日本でも度々こういった現象を見かけますよね?
『仕事と私どっちが大事なの的なやつ』
です。(少し違うかぁ…物語にはこういうシーンはないので、誤解しないでほしいです💦)
そんなに辛いならいっその事、
『駆け落ちしちゃえよ!』
なんて思いましたが、アン王女は一般家庭とは違います…。
彼女は“一国の女王”なのです。
あまり、他人のゴシップネタに触れたくはないですが、小室さんの件を思い出しました。
かなり日本国民や皇室の方から反対されていますよね?
小室さんの一件はどういう結末になるかは分かりませんが、アン王女は自分の気持ちを押し殺して職を取りました。
この選択が正しいのかどうかは分かりません。
しかし、DVとか相手を嫌いになってとかそういったネガティブな失恋ではなかったので、これはこれで良かったのかなぁって、思います。
これは人によってかなり意見が分かれそうです(-_-;)
・人生で逃げたくなる時期は誰でも訪れる?
アン王女はヒステリーを起こし、一回自分の職から逃げ出しました。
これは若さ故なんでしょうか。
まあ、王女って、本当に大変ですよね…。
自分で選んでなるような職業じゃないので…。
そういう点に関してはまだ自分は恵まれている方だと思いました。
本当は、ずっと逃げ続ける事もできた筈なんですよ。
ただ、アン王女が逃げたのは一時期的です。
やっぱ、人生谷あり、山ありですよね…。
・みんなそれぞれ立場がある
よく人の立場を羨ましがる人を見かける。
プロサッカー選手とか医者とか。
しかし、お金と自由って、両立する事ってかなり難しい事だと思います。
アン王女は、富に関しては、革命とか戦争とかで奪われない限り、一生分持ってると思います。
しかし、自由な時間は読んでいて、本当になかったんだなぁって、思います。
王女の立場や富を持っていた時よりも、この脱走したたった数日の自由(休日)を楽しんでいる様は、読んでいて感じるものがありました。
また、記者であるジョーも記者としてアン王女の脱走した日々についての記事を書こうと最初はしていましたが、アン王女と関わる内に、記事を書こうか、書かないかかなり苦悩するシーンがあります。
確かに、記者の立場としては書くべきだったのでしょうが、職である前にまず人間。書けばかなりのお金が転がり込んではくるのですが、アン王女の立場を尊重して、記者としての立場を放棄した(最後に、公式の場での取材はしますが)ジョーに対し、王女の仕事を全うするアン王女の対比が見事でした。
他には、これはある一記者と王女の物語。
そんな立場の垣根を超えた恋愛を一時的にしましたが、アン王女は女王に、記者は記者に、それぞれの日常に戻っていく所もなんか切ないというか、美しさを感じました。
いかがでしたか?
恋愛や職業による格差、自由、冒険、王女の成長、あらゆる観点から楽しめる作品となっています✨
気になった方は是非、映画か本、見てみて下さいね♪
また、今後も価値のある発信をできる様、日々精進します♪
なので、応援して下さると嬉しいです✨
最後まで読んで頂きありがとうございました!✨