こんはりです!🦔
皆さん、休日はいかがお過ごしですか!?
今回作家をする上でこちらの本を少々読みました↓
文章力の基本 簡単だけど、だれも教えてくれない77のテクニック
こちらは、文章を書くのが苦手だったり、苦痛の人向けの本となっています!
企画書、報告書、ビジネス・レター、プレゼン、小論文、エッセーといった文字を通して何かを伝える仕事においては必須の1冊になるでしょう!
今回は序盤の所で気になった箇所があったので、そこについて触れようと思います。
※このシリーズは自分の為の勉強面もあるので、あまり力を入れず、気軽に書きます!
-目次-
★短く言い切るとは!?
これは、不用意な情報を入れず、文章を繋げないというテクです。
長々と書くと、読み手にとっては読みずらい文章となります。
長々と繋げて書くよりも“句点(。)”を付ける勇気を持つことが大事らしいです。
例えば、こういうのはどうでしょう?
僕は小学五年生で、お父さんの仕事は数学教師で、お母さんはいつも家にいて、家族の為に家事をやっています。
自分で作った長々と書く例
これだと、少し読みずらいですよね😓
この内容を”句点”を使って、言い換えたらどうでしょうか?↓
僕は小学五年生です。お父さんの仕事は数学教師です。お母さんはいつも家にいますが、家族の為に家事をやっています。
自分で作った句点を用いた文の例
これだと読みやすいですかね?🤔
人によって捉え方が違います。
なので、これだけで判断するのは難しいですが、自分は後者の方が読みやすいと感じます。
★上手く表現できてると感じる作品
個人的には太宰治さんの「走れメロス」が印象に残りました。
最初の「メロスは激怒した。」という短文のインパクトが自分の中で印象的です。
メロスは激怒した。必ず、かの邪智暴虐じゃちぼうぎゃくの王を除かなければならぬと決意した。メロスには政治がわからぬ。メロスは、村の牧人である。笛を吹き、羊と遊んで暮して来た。
引用元:走れメロス 太宰治より引用
長々と書かず、短文で相手にインパクトを与えるやり方も小説において重要なのではないでしょうか?🤔
★実践
これを元にショートストーリーを作ります!
よろしければ読んでみてください💫✨
恋人と夜道を歩いてる。
夜空を見上げた後、彼女の横顔を見ながら
「今日も月が綺麗だね」
と、恥ずかしそうに彼女に言った。
彼女は
「そうだね」
と、素っ気なく返事した。
返事を聞いて、彼氏はそっと彼女の手を握った。
彼女も強く握り返した。
月の光に照らされながら二人は歩道を仲良く歩いていった…。
という感じで月と恋愛を絡めたストーリーを書いてみました!
実は「月が綺麗ですね」って、言い換えると、「愛してる」って、意味になるんだとか!💫✨
※夏目漱石の逸話が由来みたいです。
つまり、何が言いたいかと言うと、「今日も愛してる」って、間接的に伝えてる内容になります(笑)
気づきましたか?😃
視点を月から彼女の横顔に移した理由も、月に対してではなく、“彼女に対して”という意味を強調してみました!
その意図に気づいてない彼女が素っ気なく返してます(笑)
照れてる彼氏があえて遠回しの発言をしている内容です!
まあ、トイレに行く=お花を摘みに行くって言うようなものです(笑)
いかがでしたか?😃
できるだけ短文を意識して書いてみたのですが、読みやすかったですかね…💦
今回の知識を踏まえた上で、読者にとって読みやすい文章かつ良作を作れるといいな…。