こんはりです🦔
いつも見て頂きありがとうございます!
生きていて、ふと疑問に思った事があります。
それは——
“本当に金持ちって幸せなのか”
という事です。
日本社会—いや、世界において金持ちは羨ましがられる傾向にあると思います。
しかし、一方で、宝くじを当てた(宝くじを例にしますが)せいで、友人や親族から金を貸してくれ(あるいは、贈与しろ)と言われたり、慈善団体に目をつけられたりし、金銭を要求されたりした例があるみたいです。そういったものの積み重ねの結果、借金を抱えた人も世の中にはいるらしいです。
かのジャスティンビーバーなんかも若くして巨万の富こそ得られはしましたが、それ故に辛い事もありました。
そこで、今回は金持ちになった際のデメリットを自分なりに考えてみました!
早速ですが、金持ちになる際に考えられるデメリットは以下の8つ(他にもあるかもしれませんが)だと思います↓
①納税額が多い
…まず、これだと思います。日本だと累進課税を導入しているので、努力して稼げば稼ぐ程に、納税する額も増えます。なので、金持ち達は節税したりあれやこれやするわけですが…。納税額が多くて、困るのは仮想通貨のレバレッジでの損失や遊びすぎて納税額を確保できなくなった場合でしょうか。まあ、ここはちゃんと納めるものを納めておけばそこまで問題ではないと思います。
②泥棒や詐欺といった犯罪に巻き込まれるリスク
…金持ちになるデメリットで一番怖い点はなんといってもこれだと思います。大富豪レベルになるとボディガードは必須でしょう。
自分の家族を人質にされて、身代金を要求されたり、家に侵入されたりとそういった金に絡んだ犯罪に巻き込まれるリスクは格段と上がると思います。この世に、社会格差がある限り、どこの国でも起こり得る問題かもしれないですね…。
③身内や友人から金を貸してくれor頂戴と言われる可能性
…実は僕は金持ちではないですが、投資で儲けた時期にこれをやられた事があります。金の返金はもはやどうでもよく、既にそういった人達とは縁を切りました。しかし、本当に複雑な気持ちです…。金持ちは多分、もっと言われているんだろうなぁ。よく金持ちはケチなんて聞きますが、一人許容すると、『じゃあ、自分も!』みたいな感じで連鎖していくので、金持ちは金の貸し借りに関してはケチにならざる得ないんでしょうね。
④妬まれたり、誹謗中傷されるリスク
…日本人はとにかく金持ちが嫌いです。努力で得た結果であっても関係ないのです。というのも、昔読んだ本に書いてありましたが、日本人は“清貧の思想”を美徳とする傾向があるそうです。
清貧というのは、行いが清らかであり、私利私欲がなく、その為に貧しく暮らす事です。“清く貧しく美しく”という考え方が根底にあり、その反対は、“汚く豊かに醜い”です。これにより、貧しい=正義、豊か=悪の構図が出来上がります。
実際、『金持ちはもっと納税して、この国に還元しろ!』みたいに、匿名で上から目線で言ってる人間も見た事があります。他には、TVで『金持ち達は投資で稼いでいてずるい』なんて言ってる主婦なんかもいましたね。なので、今もなお、金持ちに対して、日本人の当たりは強いように思います。
まあ、自分としては詐欺とかそういった犯罪でもおかさない限り、他人が稼いでようがぶっちゃけどうでもいいですが…。
⑤寄付団体や慈善団体に狙われる
…これもあると思います。高い服なんか着てたら街中で声をかけられたりですかね。(自分はあまり出歩く方ではないのと、高い服を着たいと思う事がない為、ありませんが)
他には、誰とは言いませんが、著名人のSNSにしつこく『ここに寄付してくれ!』みたいに書き込んでいる人もいました。
まあ、自分もコロゴッチョスラムの事で少し募金の呼びかけを行った事があるので、気持ちは分からなくないです。しかし、著名人のSNSアカウントにまでしつこくまとわりつくやり方は間違ってます。一回だけならともかく、何度もやっていけば相手が不快に思うだけでしょう。このやり方を否定するだけして、対案を書かないのもどうかと思うので、一応書きますが、SNSの著名人に助けをこうよりかは、自ら団体のSNSアカウントを作成し、投げ銭機能の追加や現場の状況がどうなのか、何に対して金が足りないのかをツイートしていった方がいいと思います。
これ以上話すと、少し話が逸れそうなのでこの辺で。
兎に角、自分が慈善団体のスタッフになったとして、町にホームレスとブランド物のバッグをぶら下げて歩いている人がいたら、大体の人は金を持ってそうな後者に声をかけるでしょう。
まあ、金持ってたら、詐欺であろうがなかろうが募金関連は狙ってくると思います。
⑥気が大きくなる、偉そうになる
…これは割とあるかもしれないです…。恥ずかしながら、自分も少し天狗になってしまいました。だから、③のような失態をしました。金を持つという面ではまだまだ未熟という事です。
以前、誰とは言いませんが、ホームレスの命についての炎上ニュースがありましたね。その人は別の配信で、自分もいじめられていて、悔しくて、そこから這い上がったみたいな話をしていたと思います。社会の底辺や弱い立場からのし上がった人間は弱い立場の気持ちが分かるなんて思われがちですが、案外できない人や成功できなかった人達を見下しがちになるのかもしれないです。今貧しいのは、努力しなかった奴らの自業自得だと。
しかし、人間それぞれ事情はあるでしょう。ソマリアギャングの実態を知ってから安易に底辺からどうとか自分は言えなくなりましたね。生まれながらにして、社会から疎外され、どうしても這い上がれない人も世の中にはいるわけです。個の力よりも社会の力の方が強いわけで、努力でどうにかできない世界もある事を知ってしまったので、運よく自分が富豪になれたとしても、これから先の人生でそういった考え方(貧しいのは努力しなかったのが悪い)を持つ事は決してないと思います。
⑦金持ちは責任を負う立場の者が多い
…医者や弁護士、議員、社長…。金持ちと言ったら、こういった人達をイメージするのではないでしょうか。
社長だと、社員のミスのカバーや不良品の販売といった会社に関する全ての最終責任を負う義務があります。大企業の社長だとそういったリスクは格段に上がるでしょう。
医者も手術のミスをすれば、訴訟されないかねないし、議員なんかも汚職した際の制裁は凄まじいものとなっています。
一国の首相レベルになってくると、国と国のやり取りもしなければならないので、自分達の首相がとち狂ってアメリカに喧嘩を売った日には、この国は滅びかねないです(笑)まあ、滅びないまでもただでは済まないでしょう。
自分は首相や大統領だけは絶対になりたくないですね💦というか、なりたがる人いんのかこれ…。
結局、多くの金を得る人は、それなりの危険や責任を負う地位についていると思います。
なので、昔の自分だったら、憧れもありましたが、今の自分はあまり羨ましいとは思えないですかね…。JOJOの吉良吉影じゃないですが、それなりの地位、給料で植物のように平穏に生きていた方が幸せなんじゃないか。と思う日も最近あります。
⑧人によるが、時間に縛られる
…金持ちは基本的に忙しい人種だと思います。作家ではありますが、ムーミン書いたトーベヤンソンなんかはあまりに忙し過ぎて、凄く辛かったとか。
今の時代だと、コロナで医療従事者は休めないでしょう。コロナの前ですが、首都圏の医者の残業時間が2000時間を超えてるニュースなんかもだいぶ前に見ました。
これによって考えられるデメリットとしては、家族との時間が上手く取れず、人間関係に支障が出るという点でしょうか。それで、不倫されたり、離婚なんてケースも実際にありますしね。
カナダだと仕事よりも、家族優先といった価値感があるのですが、日本だと勤労の義務があるからか、どうしても仕事優先といった価値観になりがちです。
仕事を優先し過ぎるあまり、思わぬ形で人間関係の瓦解に繋がったりするので、金が有り余っているのなら、仕事を減らす事も考えた方がいいかもしれません。(コロナ渦の医療従事者達にとっては中々難しそうですが…)
こんな所でしょうか😥
自分は投資で利益を出した際に、それを周囲の家族や友人に言った結果、③の様な事が実際に起こり、人間関係が瓦解しているんですよねぇ…。
また、周りに言ってしまった自分もまだまだ子供だった気がします。完全に⑥ですね。自分も虐待家庭やいじめといったハンディキャップをはねのけて、金持ちになりかった気持ちがどこかにあった為、一生懸命バイトして、コロナショックを利用して、投資で稼いだ時はより一層誇りたい気持ちが強かったのかもしれないです…。
まあ、今は金よりも世の中の為になる事or自分がやりたい事をやった方が幸せになれる事に気がつけたので、金に対する執着は消えつつありますが。
投資自体は引退してませんが、周りに言いふらす事はなくなりました。(寧ろ隠すようになった)
“能ある鷹は爪を隠す”
とも言いますしね。
これは持論ですが、金に囚われる金持ちは不幸になる傾向があると思います。常に金の事を考えている人ですね。
しかし、金はあるに越したことはないと思います。家族が重い病になった時に、その治療費が払えなかったり、金のなさ過ぎによる苦労もあるので、この辺のバランスが難しい所です…😥
金なんかどうでもいいなんて事はなく、最低限のお金は必要だと思います。
さて、そろそろこの話の結論に入ろうと思います。
この話の結論は
“金は大事ではあるが、金持ちが必ず幸せになれるとは限らない”
です。
ここまで散々金持ち達のマイナス面を書いてきましたが、幸せになれるパターンもありますからね!!!
ただ、“絶対“幸せになれるとは限らないだけです。
自分という人間を見つめ直し、『自分が何が欲しいか』を追求していけば、自分の幸せに一歩近づけるかもしれません。例えば、自然が好きなら、自然に囲まれた地域に住むとか家族が欲しいとかなら積極的に出会いを求めるとか怠けるのが好きなら極力怠けられるように生きてみたりとか。
メディアは高学歴、高収入をやたら勝ち組と持ち上げる傾向にありますが、所詮は他人の人生です。
大事なのは、自分がどう生きたいかだと思います。
結局、幸せは自分の中にしかないという事です。
少し話が長くなりそうなので、今日はこの辺で終わりとさせて頂きます。
最後まで読んだ下さり、ありがとうございました!😀
少し長くなってしまい、申し訳ございませんでした💦🦔